【一条工務店】おすすめの火災保険・地震保険|後悔しない選び方を簡単解説

・保険

火災保険の内容をちょっと知るだけで掛け金を大きく減らすことができることを、あなたは知っていますか?

いよいよ家の引き渡しが近づいてくると、一条工務店から火災保険・地震保険の案内が送られてきます。

「見ても難しくてよく分からないし引っ越しの準備もあるから、おすすめプランでいいかなぁ..」

ってつい考えちゃいますよね。 

でも、内容を理解しないまま「おすすめプラン」に加入すると

・必要のない補償にムダに掛け金を払う
・保険料の高い保険会社と契約する

ことになり、お金をドブに捨てることになります。

安直に加入すると、どういう場合に保険金が支給されるかも頭の中で整理されないので請求漏れも発生。

「あそこの修理に保険が使えたのか..」と後悔することになります。

でも、契約前に少し保険の内容を検討するだけで、

・保険料がグッと安くなる
・契約後の保険の請求漏れがなくなる

というメリットが得られます。

ただ保険って、保険会社が損をしないように細かな支給条件をたくさん付けるので、どうしても小難しくなるんですよね。

だからほとんどの人は考えることを放棄して、おすすめプランに入ってムダに保険料を払う。

そういう大勢の人が多くのムダな保険料を払ってくれるおかげで、保険会社が儲かり商品を提供できる。

これが保険のからくりです。

でも実は、火災保険ってポイントを押さえて検討すれば、短時間で大きく支出を削減できる「おいしい項目」なんです。

値引きのない一条工務店では、こういうところで賢く節約できるかどうかで懐具合が違ってきます。

この投稿を見にきたあなたは、ムダな支出と必要な支出を見分ける目を持った賢い消費者タイプであることを私は知っています。

あなたがすることは、これから説明する3つのステップを踏むだけ。

私はこの3ステップで保険選びをして、掛け金が10万円安くなりました。

結論を手っ取り早く知りたい方は、目次の「Step①~Step③」だけ読めばOKです。

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住まいのサポート保険

住まいのサポート保険とは、一条工務店が施主に提供する保険。保険の運用は、東京海上日動が行います。

住まいのサポート保険は「火災保険」と「地震保険」で構成されていることを最初に頭に入れておくと、理解が早まります。

「火災保険」だけに加入することはできますが、「地震保険」だけに加入することはできません。

それぞれに建物の補償家財の補償があるので、下図のように全部で4つに分かれます。

Step① 対象を選ぶ

まずStep①では補償の対象を、A~Eの5つのタイプから選びます。

A建物家財
住まいの保険(火災保険)
地震保険
B建物家財
住まいの保険(火災保険)
地震保険
C建物家財
住まいの保険(火災保険)
地震保険
D建物家財
住まいの保険(火災保険)
地震保険
E建物家財
住まいの保険(火災保険)
地震保険

どれを選んだらいいか分からない人は、Aタイプ(すべて選択)にしておけば問題ありません。

契約者の7割がAタイプを選んでいます。

タイプは契約後にいつでも見直しできるので、ここであまり悩み過ぎないこと。

Step② リスクを選ぶ

次にStep②では、「補償の対象となるリスク」を選びます。

リスクの種類

リスクの①②は全員加入。③~⑤のどれに加入するかがポイントです。

思考停止でフル加入して、必要のない補償にムダに保険料を払っている人が多いのが実態。

あなたはそれぞれのリスクの要・不要を判断して、かしこく保険料を下げましょう。

結論から言うと、おすすめは最小限コース。(浸水想定区域に家を建てる場合は、水災カバーコース)

最小限コースは、必要な補償をカバーして、かつ掛け金を抑えられる賢いチョイスです。

補償の内容最小限【おすすめ】水災カバーフル加入
①火災リスク【必須】
②風災リスク【必須】
③水災リスク
④盗難・水濡れ等リスク
⑤破損等リスク

それぞれのリスクについて、下で詳しく解説します。

①火災 ②風災 リスク

全員加入する必要があるリスクです。

火災リスクには、落雷で家電が破損した場合の補償が含まれます。

風災リスクには、ひょうや雪で破損した場合の補償が含まれます。ただし除雪作業で壊れた場合は対象外。

大粒のひょうで太陽光パネルが破損した場合などは補償対象になるので、太陽光パネルを搭載している方は安心ですね。

③水災リスク

住んでいる地域が

・浸水想定区域
・土砂災害危険区域

に指定されていれば加入することをおすすめします。家が建つところが区域に指定されているかどうかは、ハザードマップで確認しましょう。

水災リスクには、豪雨で地盤が緩んで発生する土砂災害リスクも含まれます。

④盗難・水漏れ等リスク

・空き巣に入られた
・自転車が盗まれた
・配管が破損した
・車が家に衝突した

こんな場合などに、その被害を補償するもの。

一条工務店の1階の窓には警報装置が標準で設置されますし、盗難発生率が特に高い地域を除き、この補償は不要だと思います。

⑤破損等リスク

ついうっかりモノを壊してしまった、という場合に幅広く保険の対象になります。

・手が滑って食器棚から高級グラスが落ちて割れた
・子供がテレビにぶつかり液晶画面が壊れた
・ペットが引っ搔いてソファーに穴があいた
・掃除をしていてデスクトップPCが落下し壊れた

あなたの家でも起こりそうですよね?

実際に多くの家で起こっています。下のグラフは実際にどのリスクに保険が支払われているかを表したもの。

家財に支払われた保険のうち、破損等リスクによるものの割合がいちばん高く半分近く(46%)になっています。

(出典:東京海上日動HP)

1件あたりの補償上限額は、

・50万円
・30万円

のどちらかを選びます。10年間で見ても保険料は千円ぐらいしか違わないので、加入するのであれば50万円を選んでおけばOK。

破損等リスクの保険料は、10年間で約2万円。

ただし、ネックは「自己負担(免責)5万円」

つまり、破損額が5万円未満の場合は、保険がおりない。5万円以上の場合は、破損額から5万円を差し引いた額が保険でおります。

家の中で一番壊れそうなものって食器などの割れモノですが、なかなか5万円オーバーの高級食器は持ってないですよね..

少なくとも、わが家にはないです。

そのほか、保険の対象外商品が決められている(スマホやノートPCなど)のも使い勝手がイマイチなところ。

詳しくは、Q&Aの「Q9」もご参照ください。

===

とはいえ、まさかの破損例もあるので情報提供します。

実は、わが家のIHの天板にひびが入ったんです。

尖っているものが端に落ちると、落ちたものがそんなに重くなくともIHの天板は破損するリスクがあるようです。

修理代は6~7万円。

自己負担5万円なので、差し引き1~2万円が保険でカバーされます。

なので、この程度の破損が10年間で1~2回あれば掛け金の元がとれるから加入しておくか、というかたはそれでもいいでしょう。

Step③ 最安値の保険会社を選ぶ

さて、いよいよ最終のStep③です。

ここでは、Step①②で選んだ補償内容で他社と比較します。

一条工務店の「住まいのサポート保険」が必ずしも最安値ではないので、見積り額を比較して最安値の保険会社と契約します。

とはいえ、掛け金がいくら安くても、将来の経営に不安のある小規模な会社は不安ですよね?

でも、安心してください。

保険会社が万が一倒産した場合には、あなたが支払った掛け金は保険契約者保護機構というところが安全に管理されることになります。

ですから、大手の保険会社にこだわる必要はありません。純粋に見積り額の低いところに決めるのが正解。

見積書を取るのは、東京海上日動(「住まいのサポート保険」)以外の3~4社をめどに。

保険会社は自分でググって探しましょう。忙しい方は、ネットの無料見積りサービスを利用するのも手です。

スマホからサクッと一括で見積りの依頼ができるので時間がムダになりません。

(一括見積りを依頼する前に、Step①②で補償内容を固めておきましょう。)

火災保険の一括見積もりサービス

保険会社によって補償内容が多少違いますが、高い安いを判断するにはおおよそ同じ条件で比較すれば問題ありません。

一括見積もりサービスの入力画面(スマホ)で迷いそうなところの画像を参考に貼っておきます。

保険料を下げる方法

長期で契約する

契約期間は、1~5年から選べます。

長期契約にするほど割引率が大きくなるので、特別な事情がなければ5年契約にすること。

評価額を下げる

「火災にあったときにおりる補償金が少なくなったとしても、掛け金を抑えるほうが優先」

そんな方には、家の評価額を下げるという方法もあります。

100万円までなら、保険会社に口頭で申し出ればOK

「100万円を超えて評価額を下げたい」という方には、一条工務店に評価額を再計算してもらう「約定やくじょう」という方法もあります。

が、火災のときの補償金額をあまり下げてしまうと、保険の意味がなくなるので注意。

年末調整を利用する

地震保険は年末調整の対象なので、必ずしましょうね。

ちなみに、火災保険は2007年の税制改正で対象外になりました。

控除額の上限は、所得税が5万円、住民税が2.5万円。

(住民税で控除対象になるのは、支払った地震保険料×1/2の額です。)

省令準耐火構造で建てる

マンションのようなコンクリート製は火災に強いので保険料は安く、逆に木造は高くなるのは理解できますよね?

下の表を見てください。

建材や構造の違いにより火災に強い方から順に

M構造→T構造→H構造

という区分があり、当然、火災に強いM構造の保険料が一番安くなります。

構造区分保険料建物の種類
M構造安い《主にマンション》
・コンクリート造り(マンション)
T構造中間《主に一戸建て》
・コンクリート造り(戸建て)
・耐火建築物(鉄骨造り)
省令準耐火構造(i-smart・i-cube・グランセゾン)
H構造高い《非耐火構造》
・M,T構造にあてはまらないもの
・木造建築(セゾンA・i-palette・i-smile)

一般住宅の場合は「T構造」か「H構造」です。比較してみましょう。

保険料については、T構造(省令準耐火構造)はH構造(非耐火構造)の半額以下です。

なので、i-smart、i-cube、グランセゾンは保険料がお得。

ちなみに、省令準耐火構造とは、

・屋根や外壁を不燃性材料にする
・部屋を石膏ボードで完全に区切る

ことで、外部からの延焼防止や他室への延焼を遅延できる造りのことです。

標準特約を外す

「いらない」と申し出をしない限り、標準で本契約にセットでついてくるのが標準特約

住まいのサポート保険の標準特約は2つ。

標準特約内容
特定設備水災補償特約詳しくは、「Q&A」の「Q7」をご覧ください
臨時費用補償特約保険金のほかに見舞金(保険金の10%)を受け取れる特約

特定設備水災補償特約は、水害リスクがない場合は外して問題ありません。

臨時費用補償特約は見舞金を受け取れる特約ですが、なくても困りません。

この特約を外すことで、10年間で保険料が約2万円安くなります。

Q&A

Q1.隣家のもらい火は賠償してもらえる?

あなたが被害者になった場合の話です。

実は、出火した隣の家には法律上の賠償責任はないんです。

故意の出火の場合は、もちろんアウトですよ。

でも失火(過失による火災)の場合は、「失火責任法」という法律で出火者は損害義務は負わないことになっています。

だから、自分の身は自分で守る。

日本では、約8割が火災保険に加入しています。というか、未加入が2割もいることに個人的には驚きです。

ちなみに、住宅ローンを使う方は加入が必須です。

Q2.建物と家財には何が含まれるの?

建物に含まれるもの:

太陽光発電・エコキュート・IHクッキングヒーター・門・カーポート

家財に含まれるもの:

家具 テーブル・ソファー・椅子
家電 テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・デスクトップPC(スマホ、ノートPC、タブレットは対象外)
衣服 洋服・帽子
ほか 軒下に駐車収容している自転車や原付バイクなど

Q3.地震保険には割引があるって聞いたけど?

地震保険の保険料には、耐震等級割引があります。

一条工務店の家は「耐震等級3」なので、保険料は50%割引ですね。

耐震等級一条の家割引率
110%
230
3全棟標準50
450
52倍耐震50

わが家は耐震等級5相当(2倍耐震)なのですが、保険料は耐震等級3と同じで50%割引にしかならないんですよね。今後の損保会社の割引率引き上げに期待です。

この点に関して、一条工務店に要望書を提出しました。

Q4.地震でハイドロテクトにひびが入ったら?

地震でハイドロテクトにひびが入ったら、保険が満額おりると思いますよね?

外壁は、地震保険が対象としている主要構造部(基礎、外壁、柱、屋根など)に該当しますし。

でも、保険金を「満額」もらえるのは全損の場合だけなので、注意が必要。

損害の程度支払われる保険金
全損主要構造部の損害額が建物時価の50%以上100%
大半損〃 40~50%60%
小半損〃 20~40%30%
一部損〃 3~20%5%

Q5.家財の保険は満額もらえる?

家財の場合には時価総額の10%未満の被害額には保険金は支払われません。

たとえば家財の時価総額が500万円の場合は、保険金が支払われるのは損害額が50万円以上の場合のみ。

なので、地震で40万円のテレビが壊れても保険金は支払われません。

こういったことを理解しておくと、必要のない補償に入って損するリスクが減らせます。

Q6.耐水害住宅は保険料が安くなる?

耐水害住宅にすると水災リスクは低くなります。(わが家も耐水害住宅です)

ただ現行制度では一条工務店の耐水害仕様を採用した場合であっても、保険料の割引はありません。(耐水害住宅についてはこちらで解説しています)

Q7.水災リスクは床下浸水も対象?

保険金が支払われるのは、床上浸水の場合のみ。

ただし床下浸水の場合でも、

・損害割合が建物評価額の30%以上の場合
・地盤面より45cmを超える浸水の場合

は支払いの対象になります。

なお、家の外壁まわりに設置される

・エアコン
・床暖房
・エコキュート
・蓄電池
・太陽光発電のパワコン

の室外機は、特定設備水災補償特約を結んでいれば床下浸水でも支払い対象。

この特約は「いらない」という申し出をしないと、最初から基本契約についてきます。水災リスクがないのなら、この特約を外すことを忘れずに。

支払限度額は、50万円, 100, 150, 300, 500万円から選べます

Q8.地震で起きた火災は火災保険で補償される?

地震に起因する火災は、地震保険の対象になります。

ちなみに地震保険は、地震のほか噴火・津波による損害を補償します。

Q9.破損等リスクの注意点は?

破損等とは「不測かつ突発的な事故によるもの」なので、経年劣化は対象外です。

「機能性が損なわれていない」場合も対象外。 機能性が損なわれているかどうかの判断は、ケースバイケースで行われます。

保険申請時に写真や説明書で「機能性が損なわれている」ことを上手に保険会社に伝えましょう。

また、住まいのサポート保険では、破損等の補償額は免責金額5万円(自己負担5万円)

持ち運びが簡単にできるものは、保険の対象にならないものもあるので注意しましょう。

対象テレビ、デスクトップPC など
対象外スマホ、ノートPC、メガネ、コンタクトレンズ、自転車 など

同じパソコンでも、ノートPCの場合は対象外。

自転車の場合は「破損等リスク」の対象外ですが、破損の状況によって「火災リスク」や「風災リスク」の対象になることがあります。

Q10.地震保険金がおりれば、家を建て直せる?

地震保険で支払われるのは補償金ではなく、あくまでも見舞金

要するに、「たいへんでしたね」という保険会社の「気持ち」をお金にしたものなんです。

額は建物評価額の3~5割に過ぎないので、地震で全損しても地震保険金だけでは家を建て直せません。

ここが、家を元通りに建て直せるだけのお金が出る火災保険と違う点です。

Q11.令和4年10月の見直しとは?

令和4年(2022年)10月1日に火災保険料が値上げされました。

値上げの理由は、このままだと保険会社の収支が悪化して火災保険自体が成り立たなくなるから。

というのも、ここ数年大型台風やゲリラ豪雨が多く発生していて、水災・風災被害への保険会社の支払いが急増しているんです。

保険会社としても、背に腹は代えられぬということでしょう。

保険料の値上げのほかに、長期契約の最長が10年から5年に短縮(長期割引率も引き下げ)されました。

中には値下げになる場合もあるようですが、全国平均で約1割の値上げになります。

保険料の値上げは利用者としてはいかんともしがたいですよね?

あなたにできることは、つまるところ

  • 必要のない補償をつけない
  • 長期で契約するなど割引を活用する
  • 最安値の保険会社と契約する

ということです。保険選びのノウハウは、Step①~③をご覧ください。

Q.12 おすすめの特約はある?

もし、あなたや子供さんが自転車に乗るなら、自転車保険は火災保険のオプションで付けると掛け金が安くて済みます。

過去の自転車事故では、小学生の子供が加害者になって9,521万円の損害賠償判決が出た例もあります。

おすすめするのは個人賠償責任特約というもので、

・自転車事故に限らず日常生活で他人にケガをさせたり他人の物を壊してしまったときの損害を広くカバー
・同居家族みんなが保険の対象
・掛け金は10年で2万円弱(年間2千円弱)

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

【自転車保険の義務化】住宅の火災保険でカバーするのがおすすめ

まとめ

ほとんどの人は送られてきたパンフレットすらほとんど見ずに、安易に保険に入っているのが実態です。

でもお金を少しでも節約するには「面倒だからまぁいいか..」と流されず、ムダ金は一切払わないという心構えが大事。

火災保険については、次の3ステップを踏むだけで損を防げます。

①「補償の対象」を選ぶ
  ➡迷ったらAタイプ

②「補償対象となるリスク」を選ぶ
  ➡おすすめは ①火災 ②風災 の最小限コース

③他社から見積りを取って比較する
  ➡ネットの見積一括サービスが便利

火災保険の一括見積もりサービス
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