「一条工務店で建てると、断熱性が高いから電気代は安くなるのかな?」
「一条ハウスに住んでるけど、ほかのお宅の電気代ってどれくらいかな?」
という方へ。
我が家の電気代を公開します。
とはいえ、電気代は「家族構成」「生活パターン」「家のつくり」「設備」「住む地域」などによって違ってきます。
ひとつのサンプルとして参考にしてください。
電気代は夏安く、冬高い
まずデータをご覧いただく前提として、我が家の基本情報を。
・5人家族(共働き、子3)
・i-Smart(150㎡)
・太陽光発電&蓄電池
・寒冷地
下のグラフは、2022年の月ごとのリアルなデータです。
年合計で約21万円、月平均で約1.8万円。
グラフの形は、夏低く、冬高い「U型」です。
時期ごとに見ると、4~11月は1~1.5万円にほぼ収まってます。
意外だったのは、エアコンを24時間稼働させている夏場。真夏の8月でも1~1.5万円のレンジに収まっています。
一方で、床暖がフルでONになる12~3月の電気代はグンと跳ね上がってます。特に、1~2月は3万円の大台超え。
以上が、電力会社に支払っている分。
逆に、太陽光パネルで電気を発電して売っている分もあります。
「太陽光発電の電気を売るとどれくらい儲かるの?」という疑問を持っている人もいるはず。
次の章で、そのあたりをざっくりと情報提供します。
太陽光発電はどれくらい儲かる?
2022年の1年間に得た売電収入は226,630円、月平均にすると約1.9万円です。
地域によって日照時間も違いますし、家の向きや近隣の状況で日当たりも違います。
特に私が住んでいる地域は降雪地なので、冬場は絶望的ですね。1月なんて800円ぐらいでした。
ちなみに太陽光パネルがいちばん発電するのは真夏ではなく、4~6月です。
ここでお気づきかもしれませんが、光熱費の支出と収入を比べると、
年間の支出 < 年間の収入
電力会社に払っている電気代よりも、売電収入の方が多いんです。
固定価格買取制度(FIT)が適用される10年間は、実質的に電気代がかからない(若干プラス)見通しです。
(なお、ここでは、太陽光発電&蓄電池の初期投資は考慮していません。)
Q&A
Q1. 夏場の電気代が少ないのは、暑いのを我慢しているからでは?
我慢はしてないです^^
ただ、初めての夏だったので、エアコンの電気代がどれだけかかるか分からなかったんですよね。
なので快適な温度まで一気に下げるのではなく、微調整しながら「快」と「不快」の境目を探っていきました。
「暑かったらエアコンの設定温度を0.5℃下げる」「それでも暑かったらさらに0.5℃下げる」といった感じです。
意外とエアコンの電気代はかからないことが分かったので、今年の夏はもう少し設定温度「低め」でいく予定です。
Q2. 節約するために大事なことは?
設定温度を少しずつ上げたり下げたりといった試行錯誤を繰り返しながら、最適なオペレーションを探る。
エアコンでも床暖でも言えることですが、最終的にはこれに尽きるかな、と。
設定温度だけでなくエアコンだったら、風向きによって効きが違ってくる場合もあります。
あとは、食洗器や洗濯機は予約機能を使って夜間に稼働させるとか、確実に節約できる基本テクニックはしっかり押さえましょう。
我が家が契約している電力プランでは、夜間(22:00~翌朝8:00)の単価は半値以下です。
床暖の電気代を節約するコツについては、こちらで解説しています↓
Q3. 結局、一条ハウスの光熱費のコスパはどうなの?
個人的には、一条ハウスの光熱費のコスパには十分満足してます。
冬の床は24時間いつでもほっこりしてるので、いつでも暖かい家に帰宅できる。
寒い朝にベッドから起きるツラさも、一条ハウスに住んで忘れてしまいました…^^
旧宅では、体の芯まで冷えたまま寒々とした家に帰ってきて、それからヒーター点けて、部屋があったまるまで10分…。
こんな気持ちが萎える段取りが、今は不要です。
旧宅より電気代は上がりましたが、ヒーターで使う灯油代が不要になったので冷暖房費全体では節約になっています。
家族全員が年間通じて快適な家で生活できて、月1.8万円。決して高くないです。
まとめ
我が家の2022年の電気代は、
・年平均で約1.8万円/月
・床暖をフルに使う時期は3万円/月、それ以外の時期は1~1.5万円/月
・夏場のエアコンの電気代は思ったほどかからない
太陽光発電は、
・年平均で約1.9万円/月の売電収入
・現状は、光熱費(支出)< 売電収入
以上、参考になればと思います。