【一条工務店の天井高は?】グランセゾンとi-smartの標準・オプション

Step❶ 家をつくる

一条工務店の人気の2大商品、グランセゾンとi-smart。どちらにするかで迷っていませんか?

わたしは最終的にi-smartにしましたが、けっこう迷いました。

検討ポイントは坪単価・性能・工法などいろいろありますが、天井高もその中のひとつです。

この記事では、グランセゾンとi-smartを比較検討している方向けに、天井高について解説していきます。

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天井高の標準・オプション

比較表

天井高(mm) グランセゾンi-smart
2,650 【標準】
2,600 和室 オプション(1階のみ)
2,500 2階
2,400 トイレ・WIC・ 洗面所・脱衣室 【標準】
2,130浴室浴室

浴室はユニットなのでグランセゾン・i-smartともに、この高さに決まっています。

このほかボックス階段の場合には、1階に「天井下がり」ができます。1階の天井の上を登っていくことになるので、その部分の天井が少し低くなります。

グランセゾン

グランセゾンの標準の天井高はi-smartより25cm高くなります。25cm違えば解放感もぐっとでますよね。

グランセゾンではハイドア(天井までの背の高いドア)が標準採用できます。高い天井を活かした見栄えのする仕上がりで、スゴくかっこいいですよ。ぜひ展示場でLDK入口のハイドアを見てください。

グランセゾンの和室、2階、トイレ、WIC(ウォークインクローゼット)、洗面所、脱衣室は、標準の天井高より低くなります。

和室と洗面所については、標準の天井高で施工する裏技もありますので後で解説します。

i-smart(オプション)

i-smartには、天井高を標準の2,400mmから2,600mmに上げるオプションがあります。

 ・施工可能箇所: 1階のみ
 ・オプション代: 坪当たり2万円

ただし トイレ・WIC・洗面所・脱衣室・浴室・吹き抜けは、施工対象にはなりません。

「1階の施工面積(坪数)✕2万円」なので、施工面積40坪の場合80万円になります。

この坪数には、トイレなど施工対象にならない部分の面積も含まれます。それを考えると割高感はありますね。

グランセゾンの裏技

和室を「洋室畳敷き」に

和室の天井高を下げないための裏技です。

グランセゾンで和室の天井高を標準の2,650mmのままにしたい場合は、洋室にして畳をしく「洋室畳敷き」という裏技があります。

床の間や床柱などの和装ができなくなりますが、その計画がない方は検討の価値ありです。

ちなみにわが家はi-smartですが、和室の建具をLDKの建具のテイストと合わせるために、和室は洋室畳敷きにしています。

洗面所を「ホール」「ユーティリティー」に

洗面所の天井高を下げないための裏技です。

「ホール」は廊下、ユーティリティーとは一言でいうと「便利スペース」です。

ユーティリティーは家事室としての利用に限らず、ライフスタイルにあわせて柔軟に使える万能スペースだよ。

洗面所の設置スペースを「ホール」か「ユーティリティー」にすることで、天井高を標準の2,650mmのままにすることができるんです。

ただし「ホール」にすると石目調フロアーが採用できなくなるので、洗面スペースを石目調フロアーにしたい場合は「ホール」ではなく「ユーティリティー」にしましょう

玄関ホールの天井高を敢えて下げる

視覚効果を使って、LDKに入ったときの解放感を演出するアイデアをご紹介します。ハイドア設定がないi-smartで使えるアイデアです。

茶道の「にじり戸」をご存じでしょうか?背の低い「にじり戸」をくぐって茶室に入ると、視覚効果であの狭い空間が広く見えるんです。

同じように、玄関の天井高を敢えて少し下げることによって、LDKに入ったときの解放感が生まれます。

玄関ホールの「垂れ壁」の下端にあわせてホール全体の天井高を下げるのがおすすめです。垂れ壁による天井の凸凹もなくなって見た目もきれいです。

その際シューズボックスの高さと干渉しないか確認してください。施工費は、3帖程度の広さで5万円前後かと思います。

実はこれ、わたしがやりたくて図面もできていたのですが…ほかの条件が合わずにわが家では実現できなかったアイデアです。

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玄関ホールの照明についても、工夫次第でLDKの明るさを演出できます。玄関ホールが明る過ぎるとLDKに入ったときに暗く感じてしまいます。

そこで、玄関ホールの照明の明るさを少し落とすのがおすすめ。トンネルを抜けたときに明るく感じるのと同じ効果が得られます。

玄関ドアを開けたときに暗く感じることのないように、LDKよりも若干落とすぐらいにするのがミソです。

照明の基本については、こちら👇で解説しています。

まとめ

 ✔ 標準の天井高は、グランセゾンが2,650mm、i-smartが2,400mm。

 ✔ グランセゾンでは標準の天井高より下がる場所が発生。和室・洗面所の天井高を下げないための裏技あり。

 ✔ i-smartではオプションで1階の天井高を2,600mmに上げることができるが、割高感あり。

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