こんにちは、れんきちです。
先日、キッチン内で事故が発生。家事をしていると「ガツンッ!」と大きな音がキッチンに響き渡りました。
何が起きたかすぐには理解できませんでしたが、気付いたら頭から結構な量の出血が…夜間救急外来に飛び込むはめになりました。
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皆さん、キッチンの家電収納を「カップボード or 自在棚」で悩んでいませんか?
この記事では、今回の「事故」に触れつつ、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
家電収納タイプ
まずはグレイスカップボードの家電収納タイプ(A075)のつくりを見ていきましょう。
表面はキッチンと同じ木目で凹凸がある「グレイステクスチャー」なので高級感あり。
上段、中段、下段の3つに分かれていて、高さは205cm。内寸は上下段とも幅72cm、奥行き60cm。高さは場所によって違います。
上段と中段のみのフロートタイプもあり。下段の空きスペースを柔軟に使えますが扉がない分丸見えになるのがデメリット。
上段には可動式の棚板が一枚。写真は棚板を一番下の位置に設置した場合の寸法ですが、3cmピッチで5段階の調整ができます。
電子レンジスペースになっていて、コンセントが2口(合計1,500W)あります。コンセントは収納の奥にあるので、家電のコードはスッキリ。
中段は炊飯器スペースで、コンセントが4口(合計1,500W)。わが家では炊飯器とトースターを置いています。
便利なのは、炊飯器を収納して扉を閉めたままご飯が炊ける点。中段天井には換気扇がついていて、センサーが蒸気を感知すると自動で換気してくれるんです。
中段 炊飯器用の換気扇スイッチ
下段はゴミ箱スペースで、容量26.5Lの備え付けゴミ箱5つがこんなふうにスッキリ!奥の箱が取出しやすいように、全体がキャスター式の引出しになっています。
ごみ袋は35Lがほどよい感じで設置できます。
下段
ただ、ゴミを捨てるには「キャスターを引き出す→ゴミ箱の蓋をワンプッシュ」の2アクションになるのでこれが意外と面倒。
そこで頻繁に使うもえるゴミについては、ちょい捨て用にもう1か所設置するのがおすすめ。わが家では冷蔵庫とカップボードの隙間に設置してます。
とはいえ、何だかんだいってもゴミ類を集中管理できるのってやっぱり便利ですよ。
用途と扉の形をまとめると、こんなふうになります。
位置 | 用途 | 扉 |
---|---|---|
上段 | 電子レンジスペース | 跳ね上げ式 ←頭ぶつけ注意! |
中段 | 炊飯器スペース | 跳ね下げ式 |
下段 | ゴミ箱スペース | 引き出し式(キャスター付き) |
「上段の扉」に注意
さて、事故の原因について。
左の写真は上段の扉を開き切った状態ですが、床から扉の下端まで175cmしかありません。
わたしは180cmなので、ちょっと頭をかがめないとぶつかる高さです。(扉の角が白くなってるのは、危ないので事故後に保護のために貼ったクッションテープ)
扉はいろんな角度で止まるようにできているので、開き切らないで175cmより低くなっているときもあります。
しかも、右写真のようにキッチン通路の半分ぐらいまでせり出してくるので注意が必要。
同様の事故が再発するおそれもあるので、一条工務店に扉の改良を要望しました。
家電収納タイプ or 自在棚
家電を収納するのに「家電収納タイプ(カップボード)」を使うか、自在棚にするか?
扉のない自在棚のほうが使い勝手もいいですし、何といっても家電収納タイプの1/10以下の価格で設置できるのは大きなメリットです。
一方で家電収納タイプの場合は、グレイスカップボードとお揃いのボードでキッチン背面を揃えられるので見た目がスッキリ。
LDK側から見たときに、キッチンカウンター越しにグレイステクスチャーのボードが並ぶのは見栄えがします。
ただ自在棚でもロールカーテンを取り付ければ、来客があったときもさっと下ろしてむき出し収納を隠せます。
結論から言うと、コスパ重視派は自在棚、キッチンの見栄え重視派は家電収納タイプがおすすめ。
種類 | 価格 | 使い勝手 | 見た目 |
---|---|---|---|
家電収納タイプ | 236,300円(フロートタイプは212,000円) | ◯ | |
自在棚 | 15,000~20,000円(棚板の数により) | ◯ |
自在棚についてはこちら👇で詳しく解説しています。
まとめ
✔ 家電収納タイプ(カップボード)は上中下段の3つに分かれていて機能的。
✔ 家電収納タイプは上段の扉に注意!(扉の角に防護策がおすすめ)
✔ 家電収納タイプ(カップボード) or 自在棚は、コスパ重視なら自在棚、スッキリ収納で見栄え重視なら家電収納タイプ。