コロナで在宅勤務が増えていることもあって、いま書斎がクローズアップされていますよね。
一条ハウスは在宅勤務に最適です。
高気密・高断熱なので日中家にいても冷暖房費が安くて済みますし、高性能換気システム「ロスガード」が常時稼働していて家中の空気がいつもきれい。
この記事では、人気の書庫ユニットについて解説していきます。
書庫ユニットの仕様
色・寸法・値段
かっこいいですね。この書庫ユニット、グランセゾン発売当初は標準で採用できたんですよね。現在はオプションになっています。
色は、グレースシリーズのキッチン・洗面化粧台・シューズボックスと同じ「ホワイト」「サンド」「グレージュ」「ダーク」の4種類。
机と書棚はセットで入れる必要があって、机だけの設置は不可。だから書棚が窓と干渉するなどして設置できない場合は、書斎ユニットを採用できません。
収納の横幅には3連と4連があります。
SG-4510 | SG-6010 | SG-4560 | SG-6060 | |
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タイプ | 書棚(3連) | 書棚(4連) | 書棚(3連)+机(3連) | 書棚(4連)+机(4連) |
オプション価格 | 42,000円 | 49,000円 | 75,000円 | 87,000円 |
カウンターには配線孔があるので、PCや電気のコードがスッキリ収納可能。ただし机にコンセントは内蔵されていないので、この孔を通して壁のコンセントにつなぐ必要があります。
引き出しはソフトクロージング機能がついていて、自動でゆっくり閉まります。
2畳がおすすめ
書庫ユニットを置くのに必要な書斎の広さは最低1.5畳。使い勝手を考えると、2畳がおすすめです。
書斎の場所は寝室の中とか家事室を兼ねてキッチン隣とか、住まい方や間取りに合わせて選びましょう。廊下のデッドスペースを利用して設置した例も。
注意点
書庫ユニットがある部屋は建築法の居室になるので開閉できる窓が必要。窓がつけられない場合、書庫ユニットは採用できません。
居室になるので、書斎にはロスガードのSAが設置されるよ。
FIX窓は開閉できないので、書斎では採用できません。
書斎を少しでも広くしたい場合は、グランセゾンの場合、オプションで壁を薄くすることができます。部屋が内寸で約5cm広くなります。
書庫ユニット不採用の理由
わが家では書庫ユニットを採用しませんでした。その理由3つ。
カウンターの凹凸
カタログ写真からはわかりにくいのですが、机のカウンター表面には凹凸があるんです。これ意外と大きな残念ポイントです。
木目が浮き出てざらざらしているので、カウンターに紙一枚のせて文字は書けません。下敷きが必要。
書庫ユニットの採用を考えているのなら、必ず展示場に行ってカウンター表面のざらざら感を確認すること。
ただし「机ではPCしか使いません」「文字を書くときはノートを使います」っていう人は問題ありません。
書棚収納の大きさが微妙
書棚のボックスの大きさの「帯に短しタスキに長し」感が強い。横幅37.5cmはいいとして、高さ37.5cm・奥行28cmって中途半端なんですよね。
一条さん、いっそ単行本がスッキリ収納できるような高さ・奥行に合わせてコンパクトにした方が、使い勝手もよくなるし圧迫感もなくなりますよ。
そもそもあれだけの量の書棚が必要ですかね?机下にも収納があるんですよ。
使い方が固定されてしまう
使い勝手のいいベストな間取りって、子供の成長や自分たちの加齢によって変化するものです。
「子供が小さい時は必要なスペースだったけど、ここはもう使わないから収納にしたいなぁ」とか。
造り付けの書庫ユニットを入れてしまうと、そのスペースは書斎に限定されてしまいます。
わが家では造り付けの書庫ユニットではなく、以前購入したホワイトオークのデスクを置きます。天板に引出しがついているだけのシンプルなデザイン。
将来、別の使い方をしたければデスクを運び出せばOK。
そもそも家で仕事や趣味や勉強をするとき、あなたはクローズドな空間にこもって作業をしたいタイプですか?(フローの➊❷)
「必ずしもクローズの空間でなくてもいい」「周りとゆるくつながっているオープンスペースの方が心地いい」っていう人なら、書斎スペースをつくらないでほかのスペースと兼用する方法もあります。(フローの❸❹)。
書斎スペースを2畳(1坪)とすると、つくるのに坪単価70万円くらいかかります。これだけあれば、お気に入りのダイニングテーブルと座り心地のいい椅子を揃えてもお釣りがきます。
一生モノの家具への投資は意外と投資効果高いですよ。日々の生活のテンションがあがりますので。
逸品「Yチェア」。ちょっとお高いですが、安く買う方法なども紹介しています。
まとめ
✔ 書庫ユニットの色はグランセゾンの住設と同じ4種。机の有無、書棚の大きさでタイプを選ぶ。
✔ 書庫ユニットを入れると「居室」になるので開閉できる窓が必要。
✔ マイナスポイントは、カウンター表面の凸凹、収納の寸法が中途半端、使い方が固定されてしまうこと。