外壁に設置されてる電気メーターって、普段はあまり意識してないですよね?
でも電気メーターボックスの色が選べるとしたら、外壁にマッチした色を選びたいと思いませんか?
この記事では電気メーターの基本と、オプションについて解説します。
電気メーターの基本
スマートメーター
電気の使用量を確認するために検針員が各家を訪問して外壁の電気メーターをチェック…するのは昔の話。
今のメーターには通信機能が備わっているので検針の必要はありません。
2024年度までにすべてをこのようなスマートメーターにするため、既存のアナログメーターもどんどん置き換わっています。
スマートメーターの特徴は3つ。
❶ 検針が不要
❷ 表示がデジタル式
❸ ブレーカー機能がある
メーターがカチャカチャまわるアナログ式から、デジタル表示に変わりました。メーターの見方はあとで解説します。
アナログメーターのブレーカーは、こんなふうに分電盤に設置されています。電気を一度に多く使い過ぎてブレーカーが落ちたときは、ブレーカーを手動で戻す必要があります。
一方、スマートメーターは内部にブレーカー機能が搭載されているので約10秒で自動復旧します。
ただし、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の各エリアでは、スマートメーター設置後も従来通りブレーカーを手動で戻す必要があります。
また、スマートメーターでは30分単位の電力量の計測が可能になります。
だから太陽光発電の余剰電力を売ったり時間帯別料金プランを利用できたりできるんですね。
設置場所
「検針員のアクセスを考える必要がないので、電気メーターは外壁のいちばん目立たない場所に設置しよう」
わたしは最初そう考えていました。
ところが電気工事では、「電柱から一番近い軒下」が引き込み口になり、その下の方にメーターを設置することになります。
引き込み口から遠いところに設置すると、幹線が長くなり費用がかかるんです。
「電柱から一番近い軒下」って家の正面になる場合が多いですよね? つまりいちばん目立つ場所に電気メーターが設置されるわけです。
ちなみに電気メーターは、図面上「Wh」(ワットアワー)と表記されます。
メーターの見方
太陽光発電量と消費電力は一条アプリで確認可能。なので普段の暮らしでは電気メーターを自分で確認する必要ありません。
とはいえ、この手のライフライン系の設備は基本的な見方を頭のどこかに入れておくと、故障や災害のときに意外と役に立ったりするものです。
見方は簡単。スマートメーターは約10秒間隔で「使用電力量(写真左)」と「電力会社への販売電力量(写真右)」が切り替わります。
メーターボックスのオプション
色は3種類
一条工務店の電気メーターボックスは、日東工業㈱製です。色の展開は3種類。
・Nホワイトグレー
・ライトベージュ
・ダークブラウン
電気メーターボックス変更のオプション代は4,400円です。
標準だと、うちの管内の電力会社ではこんなボックスになります。
外壁合わせのおすすめ
外壁 | メーターボックス(おすすめ) |
---|---|
ホワイト | ライトベージュ |
ブラック・ブラウン | ダークブラウン |
ハイドロテクトタイルのホワイトはちょっと「くすんだ白」なので、ライトベージュがおすすめ。
Nホワイトグレーだと白が強すぎて、外壁の「くすんだ白」から浮いてしまいます。
外壁がブラックかブラウンの場合は、メーターボックスはダークブラウン一択。
まとめ
✔ 電気メーターは検針不要の「スマートメーター」になる。
✔ 電気メーターボックスにはオプション設定あり。外壁ホワイトには「ライトベージュ」、外壁ブラック・ブラウンには「ダークブラウン」がおすすめ。
✔ 電気メーターボックス変更のオプション代は4,400円で安価。