一条工務店で申請するZEH(ゼッチ)補助金|徹底解説

Step❶ 家をつくる

一条工務店には割引制度はあるものの、個別の値引きは一切行っていません。

だから、補助金や給付金、抽選会などを上手に利用できる人とそうでない人で大きな差がついてしまいます。ここでは、ZEH補助金について説明します。

この記事は、こんな方に向けて書いています。
・ZEH補助金の制度を知りたい
・一条工務店でZEH補助金を使いたい

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ZEHとは?

住宅については、政府は以前からZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を補助金で後押ししてきています。

米国カリフォルニア州では、2035年までに新車のガソリン車の販売が禁止されます。日本でも、2030年度に向け温室効果ガスを「13年度比46%減」とする新たな目標が決まりました。

大きな政策の方向性からすると、しばらくはこの補助金がなくなることはなさそうです。

ZEHでは、高気密・高断熱にしてエネルギー消費をおさえ、一方で屋根に太陽光発電を設置して家で使う電力を賄うという考え方です。

こうして、エネルギー収支が±0となるような住宅がZEHだと、ざっくり考えておきましょう。

ZEH補助金

種類

2021年度のZEH補助金には、3つのタイプがあります。

  住宅名補助金名1戸当たりの補助額
ZEHZEH支援事業60万円+α
ZEH+同上105万円
次世代ZEH+次世代ZEH+実証事業105万円+α

ZEH+は、ZEHを高性能化し、再エネの自家消費を拡大したものです。

次世代ZEH+は、ZEH+からさらに自家消費を拡大したものです。蓄電システム、燃料電池、V2H充電設備、太陽熱利用温水システムのいずれかの導入が必要です。

ZEH性能は、ZEH<ZEH+<次世代ZEH+ となります。

ZEHの申請は一般社団法人 環境共創イニシアチブ(略称:SII)に直接行いますが、ZEH+と次世代ZEH+は登録されたZEHビルダー(一条工務店も登録されています)に枠が付与されていて、ビルダー経由でSIIに申請がなされます。

申請スケジュール

高気密・高断熱の一条工務店の家は、ほかのハウスメーカーや工務店より、補助金の基準を満たすためのハードルは低いですよね。標準施工で、たいがいの基準をクリアーしてしまいます。

でも、ZEH補助金を使ったっていう話は、何故かあまり聞かないんです。それは、補助金のスケジュールが大きな問題になっているんです。

2021年のZEH支援事業の1次公募期間は 5/6~6/18 ですが、公募日の初日で公募数に達して申込みが締め切られました

毎年、補助金の予算がなくなるまで4~5回にわたって公募されるよ

補助金申請には、こういった申請などのスケジュールをしっかりおさえて、準備をしておくことが必要なんです。

ZEH支援事業のスケジュールの流れをざっと説明するとこうなります。

第1次公募(5/6~6/18)➡交付決定(申請書到着日から3週間程度)➡事業実施(建築)➡完成引渡し・建築費支払い➡実績報告(12/17)

着工は交付決定の後にする必要があります。交付決定の前に着工してしまうと「事前着工」という取扱いになり、補助金の対象外となるので注意が必要です。建て替えの場合の、旧宅の解体は着工に該当しません。

このように、着工時期が制限されることが一つのハードルになります。もうひとつのハードルは、実績報告締切日12/17です。

完成引渡しのうえ、建築費の支払いを終えたうえで、12/18まで実績報告書を提出しなければならないんです。

ということで、補助金のスケジュールに合わせて必要な手続きができるよう、ハウスメーカー側からしっかりコミットしてもらう必要があります。

一条工務店における取扱い

一条工務店では、補助金スケジュールに合わせて工程管理をするため、ZEH補助金で建てる、いわゆる「ZEH枠」が各営業所に割り振られています。

この枠に入れば、補助金はもらえると考えて大丈夫です。

申請しても採択されるとは限りませんが、途中取り下げを除き申請案件のうち9割以上が採択されています

一条工務店としても、「家は性能」を謳っている以上、補助金を申請しておきながら採択されない、ということがないよう、万全の体制で手続きするはずです。一条工務店本社には、ZEHの担当部署があるということです。

交付申請(2021年は5/6~6/18)、その後着工、完成・引渡しを終えて実績報告(2021年の締切りは12/17)を考えた場合、間取りの検討をそれにさかのぼってしておく必要があります。

一条工務店では、1~2月頃に契約をして、ZEH補助金の要件を想定した間取りの打合せを進めるスケジュールを想定しているようです。

実際、補助金を申請する年に契約することを条件としているようですが、これは、ハウスメーカー・工務店との請負契約が、ZEH補助金が盛り込まれた予算が閣議決定された日(2021年度当初予算の閣議決定 2020年12/21)以降であること、というZEH補助金のがあるからです。

補助金の要件は、あくまでも「閣議決定後」なので、もし2020年12/21~31に請負契約をした人でZEH補助金を使いたいという場合は、一条工務店に相談の余地はあると思います。(一条工務店側から対象外とされる正当な理由はないと思います)

一条工務店以外も検討したい方

「ZEHで建てたいけど、一条工務店以外もいろいろ検討してみたい」という方へ。

ZEH建築で後悔しないために、複数の事業者の住宅プランと見積額を比較検討する必要があります。

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まとめ

ZEH補助金を使いたい人は、契約時期に注意しましょう。

「12月下旬の閣議決定日」~「5~6月の交付申請日」までの契約である必要がありますが、間取りの検討期間などを考えると、現実的には1~2月に契約をする必要があります。

契約前に、早めに営業さんに「ZEHを使いたい」旨を伝えましょう。そうすれば、その前提で準備を進めてもらえます。(営業所枠がいっぱいで、対応不可となる場合はあるかもしれませんが)

補助額が60~105万+αという、非常に魅力的な補助金です。スケジュールに注意して上手に補助金を活用しましょう。

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