この記事は、こんな方に向けて書いています。
・センサー付きの照明にしたい
・トイレと玄関ポーチのおすすめ照明が知りたい
後悔しないために
ポイントはセンサー
「あそこにコンセントを付ければよかった」「スイッチの場所をこっちにすればよかった」…後悔ポイントして多いのが、スイッチ・コンセントの計画です。
生活パターンや動線をイメージして、計画漏れがないように迷ったら計画する、自在棚の中への計画も忘れず検討することで、大きな失敗は防げます。
この記事でお伝えするのは、「センサーの有効活用」です。これができるかどうかで、日々のストレスが激減します。
かってにスイッチ
熱線センサーが、人の動きによる±3℃の温度変化を感知して点灯させ、一定時間後に消灯させます。消灯までの秒数や、センサーの感度が調節可能です。
感知範囲も、下の図のように20~160度までの範囲で設定が可能です。
玄関ホール・廊下・トイレへの計画をおすすめします。
玄関への設置については、一定時間経過後に自動消灯するので来客があったとき不便と思っている人もいるようですが、継続点灯も手動で選択できるので問題ありません。
かってにスイッチには2点、注意点があります。
1点目は、検知範囲です。センサーーを横切るように通る分には問題ありませんが、正対して向かってくる場合には感知できないのです。
もし、センサーに正対して向かってくる場合が想定できるようであれば、正面検知が可能になった新製品をお勧めします。カタログ上に「新レンズ」と表記されている商品を選びましょう。
2点目は、親器と子器をつなげる場合の、親器の設置場所です。
かってにスイッチは、下の図のように、3台(親・子・子)までつなげることができます。この場合、親器の周辺が明るすぎると、子器まわりが暗くてもセンサーが反応しないのです。
れんきち宅でも、階段や2階廊下への設置も検討しましたが、親器近くにダウンライトがあり、センサーが反応しない可能性も考えられたので断念しました。
このほか、ウォークインクローゼットへの計画も考えましたが、かってにスイッチは、一定時間動きを感知しないと消えてしまうため、ウォークインクローゼットへの設置も見送りました。
トイレの照明
夜中に、トイレに起きる時がありますよね?高齢になれば、なおさら回数が増えます。暗い寝室から明るい廊下・トイレに行くと目が覚めてしまいます。
そんなときに、お勧めするのは、「廊下に足元灯を設置」して、「トイレには、ほんのり点灯機能付きセンサーーを設置」することです。
足元灯は、「明るさセンサー」が反応して、暗くなれば人がいなくても点灯します。暗くなって、かつ、人が通った時に人体の熱に反応して点灯する「熱感センサー」式もあります。
好みでどちらかを選べばいいと思いますが、LED照明だし消費電力も微々たるものなので、省エネの観点から「熱線センサー」式を選ぶ必要はありあせん。
このほか、普段は足元灯として、停電時に非常灯になる「保安灯」があります。れんきち宅でも1か所採用しています。
次に、トイレの照明です。ここでおすすめなのが、Panasonicから出されている ほんのり点灯機能付きの「かってにスイッチ」です。
あらかじめ設定した時間帯で、あらかじめ設定した明るさで照明をONにできる機能ついています。
れんきち宅では各階にトイレがありますが、2階のトイレ(0.75帖)に60形相当のダウンライトを計画しました。
60形相当は1.5帖を照らせるぐらいの明るさがあるので、その基準からすると、ちょっと明るすぎます。こういうときは「ほんのり点灯機能付き」のかってにスイッチが最適です。
玄関ポーチの照明
夜、仕事から疲れて帰宅したときに、玄関ポーチが真っ暗よりも、「ぽっ」と明りが灯っているほうがいいですよね。
かってにスイッチだと、センサーーの感知範囲に入らないと点灯しません。
玄関ポーチまでのアプローチが長い場合などは、センサーの感知範囲に入るまで真っ暗な中を歩いてこなければなりません。
そんなときに便利なのが「お出迎え機能」がついている商品、FreePaです。
あたりが暗くなると自動点灯し、設定時刻になると自動消灯します。OFFの状態でも、当然、人が近づけば感知して点灯します。
まとめ
センサー付きの照明は、いろいろなバリエーションがあります。
今回は、特におすすめの
・トイレに「ほんのり点灯機能」付きのかってにスイッチ
・玄関ポーチに「お出迎え機能」付きのFreePa
の2点をご紹介しました。
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