こんにちは、れんきちです。
家の中でエコカラットの定番位置といえば玄関ですよね?
見栄えのする高額オプションですから「多くの人の目に触れるところ」に設置するのがセオリーです。
しかし。わが家では、玄関ではなくキッチンに採用しました。
グレイスキッチンのグラビオエッジ(標準)を、エコカラット(オプション)に変更しています。
つまり無料で設置されるグラビオエッジをわざわざキャンセルして、高額オプションのエコカラットを採用したんです。
「何でわざわざそんなことするの?」「実はわたしも同じこと考えてた」という方、この記事をお読みください。
キッチンにエコカラットを施工
エコカラットのストーングレースを「キッチン前面」と「カップボード背面」の2か所に施工しています。
オプション代は一式で125,000円+α(数千円)。
+αの部分は、カップボード背面にコンセントを設置するための台座(エコカラット専用の厚みのあるタイプ)の金額です。
下がそれぞれの拡大写真。
キッチン前(写真右)ではライトの光がきれいにエコカラットの表面を照らすように、集光タイプのダウンライトを壁から30cmの位置に設置しました。
このエコカラット施工は、
「グラビオエッジは凸凹があって掃除しずらそう…」「展示場で見たキッチンのエコカラットがすごく良かった!」
という彼女の熱意に押されて採用。実を言うとわたしはあまり乗り気ではありませんでした。
だって12,500円ですよ!標準でグラビオエッジが施工されるんですよ!
でも出来上がってみると、キッチンのグレージュとエコカラットのストーングレースの組み合わせも良き。やって良かったですね。
(キッチンについてはこちら👇詳しく解説しています)
エコカラットのメリット・デメリット
エコカラット(LIXIL)とグラビオエッジ(大建工業)の違いをまとめると下のようになります。
ー | 機能 | 種類 | 価格(1㎡当たり) |
---|---|---|---|
エコカラット | 消臭・調湿 | 多い(72種+α) | 高い(5,800円、8,600円、12,900円) |
グラビオエッジ | なし | 少ない(24種) | 安い(8,510円) |
エコカラットのメリットは、消臭・調質機能があることと、種類が多いことです。一方のグラビオエッジのメリットは、何といっても価格が安いことです。
グラビオエッジの商品展開はシンプル。4つのデザインそれぞれについて6色の展開があるので、種類は24(4デザイン×6色)。価格も8,510円/㎡均一です。
一方のエコカラットは、デザインによって何色展開しているかが違ってきます。価格も5,800円、8,600円、12,900円のバリエーションあり。機能があればデザインは気にならないという人は5,800円もありですが、人気があるのは12,900円のものです。
施工上の注意点
エコカラットの施工には、施工に適さない場所があるので注意が必要です。キッチンバックが施工不可になっているので、油汚れには弱いようです。
もうひとつの大きな注意点は、仕上がりが施工事業者の「腕」に左右されること。というのも、エコカラットはとっても割れやすいので扱いが難しいんです。
経験を積んだ職人さんでも、相当神経を使って作業していました。
もちろん一条工務店の提携事業者はそれなりの基準をクリアーしているはずですが、それでも差はあります。
実はわが家も最初の仕上がりが雑なのが気になって、さんざん迷ったあげく別の事業者さんで貼り替えをお願いした経緯があります。
だから一条工務店側からすると、難易度が高くてクレームが出やすいエコカラット施工はできれば避けたい…ということも考えられます。
今後「グレイスキッチンのエコカラット施工は不可」なんていう一条ルールができないといいなぁ、なんて思ってます。
まとめ
✔ キッチンのエコカラット施工は125,000円+αの高額オプション。ですが個人的にはオプション代相当の満足感あり。
✔ 施工の難易度が高いので、経験を積んだ職人さんにお願いする(事前に営業さんに相談するのが良き)。