この記事は、こんな方に向けて書いています。
・販売戸数ランキングが知りたい
・売上高ランキングが知りたい
販売戸数ランキング
大手ハウスメーカーの、2019年度の戸建て販売戸数のランキングです。2019年4月~2020年3月の数値です。積水ハウスのみ2019年2月~2020年1月になっています。
一条工務店がトップです。年間の販売戸数が10,000の大台を超えているのが、一条工務店、積水ハウス、セキスイハイムの3社です。

左端の名称は、「会社名」と「ブランド名」の広く認知されている方を記載しました。
例えば、上から3つ目は「積水化学工業」ではなく「セキスイハイム」、4つ目は「旭化成ホームズ」ではなく「へーベルハウス」と表記しています。
積水ハウスとセキスイハイム
混同されやすいこの両者は、全く別会社です。
積水ハウスは、もともと積水化学工業の住宅部門としてスタートしました。 しかし、積水化学工業から、事業の採算性が低いと判断され切り離され別法人となりました。が、その後、積水ハウスは予想に反して売り上げを伸ばし成功します。
この成功を見ていた積水化学工業が、再び住宅事業を立ち上げて誕生したのがセキスイハイムです。
売上高ランキング
戸建て販売をしている会社の売上高ランキングです。売上高1兆円の大台を超えているのは、大和ハウス、積水ハウス、住友林業の3社です。

販売戸数ランキングと順位が一致しないのは、「戸建て販売」以外にも事業を幅広く展開している企業があるためです。
例えば、大和ハウス、積水ハウスの2社の戸建て住宅の売上げからの収益は全体の1~2割に過ぎません。主な収益は、事業・商業施設の販売や不動産収入、賃貸住宅です。
また、住友林業は、米国やオーストラリアで戸建て販売に成功しています。国内よりも海外の販売比率が高くなっていることも、国内の戸建て販売戸数ランキングと一致しない理由です。
一条工務店を除き、すべて上場企業です(旭化成ホームズとトヨタホームは、それぞれの親会社である旭化成とトヨタ自動車が上場しています)。