夏の湿度管理で快適生活

冷暖房

この記事は、こんな方に向けて書いています。
・家の中の快適な湿度について知りたい
・家族にハウスダスト・アレルギーの人がいる

人の快適ゾーン

私たちが快適だと感じる環境は、「気温と湿度の組み合わせ」で決まります。気温30℃近い猛暑日でも、もし湿度が40%まで下がれば不快ではありません。

下のグラフを見てください。横軸が気温、縦軸が湿度です。ひし形で囲んである部分が、多くの人が快適と感じる「快適ゾーン」です。

ダニ対策

ハウスダスト

家の中の空気をきれいに保つことは、ハウスダスト・アレルギーやダニ・アレルギーがある子供さんがいる場合などは、とくに重要です。

ハウスダストとは、肉眼では見えにくい1mm以下のホコリを言います。

このホコリの正体は、主に繊維(いわゆる綿ボコり)ですが、それ以外でやっかいなのが、体に入ると喘息やアレルギー反応を引き起こす「ダニ」です。

家には、多くの種類のダニが生息しています。人を咬む「ツメダニ」もいますが、9割が「ヒョウヒダニ」(別名「チリダニ」)と呼ばれる種類です。

体内に入ってアレルギー反応を引き起こすのは、この「ヒョウダニ」だよ

「ヒョウダニ」の大きさは0.3mm、糞の大きさはその1/10です。 糞は小さくて室内を浮遊していて、肉眼では小さすぎて見えません。

実は、この糞のほうが要注意で、アレルギーの原因となる「アレルゲン」を虫体の10倍以上も含んでいます。

ダニは、気温・湿度が高いところを好むので、梅雨から夏にかけて一気に増えます。寿命は2~3か月ですが、秋には今度は死骸がアレルゲンになるのでやっかいです。

ダニの弱点

ダニが好む環境には、3つの要素があります。この中で、ダニにとって、もっとも重要な環境は「湿度」です。 ダニは、「湿ったところ大好き」「乾燥したところ大嫌い」 なんです。

ダニが好む環境
湿度60~80%
気温25~28℃
栄養源カビ・ふけ・垢・食べかす

ダニがの大好きな湿度(60~80%)であれば、 もし気温が4~5℃まで下がったとしても、ダニは生きられます。

上の「人の快適ゾーン」に「ダニ防止ゾーン」(湿度60%以下)を重ね合わせると、下の図ようになります。

夏の湿度管理

夏場の省エネのためには、室温26~28℃がおすすめです。

この時の、室温と湿度の組み合わせは「気温28℃・湿度50% ~ 気温26℃・湿度60%」が目安です。実際の湿度管理は、エアコンで行います。

まとめ

梅雨の時期から夏にかけて湿度が上がってくると、ダニが増えてきます。

カラッとした空気で快適に生活するため、そしてダニの発生をおさえるため、家の中の湿度管理を考えてみましょう。

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました